UI コンポーネントの属性や Managed Bean のプロパティの多くは、プロパティ クラスのインスタンスに対して設定する必要があります。これらのプロパティ クラスをアプリケーションでどのように使用するかについては、次のサンプルを参照してください。
Logon コンポーネントには、logonButton という属性があります。この属性は、ログオン フォーム用のボタンの外観と動作を定義するプロパティを含む SubmitButton クラスのインスタンスに対して設定する必要があります。これらのプロパティにアクセスしてこれを操作するには、Logon コンポーネントが SubmitButton クラスをインスタンス化する Bean を参照する必要があります。まず、Java Bean を作成します。
ヒント また、ページ データ ビューで JSP scripting を右クリックし、[新規]>[JavaBean]をクリックすることもできます。
logonButton1」と入力します。
SubmitButtonProps クラスの完全修飾名を入力します。
com.businessobjects.jsf.sdk.properties.SubmitButtonProps
ヒント また、[クラス]フィールドの横のボタンをクリックして、追加するクラスを検索することもできます。[クラスの選択]ダイアログ ボックスが表示され、その[クラスフィールドの選択]にクラス名の最初の部分を入力して、有効なクラスをアルファベット検索できます。
SubmitButton クラスのプロパティの初期デフォルト値を設定します。
選択可能なすべての SubmitButton クラスのプロパティがリストに表示されます。ここでは、text、imageUrl、type、alignment、および visible のプロパティが表示されます。
たとえば、text プロパティでは、ログオン ボタンに表示する文字列“Log on”や“Submit”などの文字列を入力します。
logonButton1 という名前の Java bean がページに追加され、ページ データ ビューに表示されます。次に、この Bean への参照を Logon コンポーネントから追加します。
Logon コンポーネントを選択します。
logonButton 属性のフィールドの横にあるボタンをクリックします。
Logon コンポーネントのログオン ボタンの書式設定と動作は、新規に作成された Bean に含まれるデータによって管理されます。ページ データ ビューで、この Bean の詳細な設定や、そのプロパティ値の変更を行うことができます。これは、プロパティ クラスを必要とするすべてのコンポーネント属性について同様です。
また、EnterpriseItems および Identity の Bean には、プロパティ クラスに対して設定する必要のあるプロパティが含まれます。プロパティ Bean への参照は、コンポーネントの追加の場合と同様に、ページ データ ビューから EnterpriseItem または Identity Bean のプロパティを初期設定することによって追加できます。詳細については、Java Bean のデフォルト値をどのような方法で初期設定できますか。を参照してください。
次の表は、プロパティ クラスを必要とするコンポーネントの属性および Managed Bean のプロパティの一覧です。
メモ プロパティ クラスの詳細については、『Crystal Reports for Rational Application Developer Java API リファレンス』を参照してください。
| UI コンポーネント | 属性 | Property クラス |
|---|---|---|
| Managed Bean | プロパティ | Property クラス |
|---|---|---|
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